アンヂィズキット

いろんな意味で演ずるひと。 芝居・音楽・絵・言葉をサイクロン方式に小出しにして遊びます 。

ひとりごと

あたしはじぶんのしゃはばがわからない。

車幅と云うのには 無論あたしは車ではなくヒト科の生き物であることは熟知しているが、 「自分の大きさがわからない」 とか 「自分の幅がわからない」 とか云ってのけると なんだかとても触れづらい、社会になんだか不穏な空気を孕ますので ちょうどいいこと…

ヒステリックにおはようと君が云う。

流れ星も観ることなく 朝、変な時間にものすごい雷と雨で目が覚めた。 絶対に近くに落ちたよねってぐらい バリバリと割れて地響きのする雷と ガラス戸を直接にばあばあと打ちつける雨。 見ていた夢がちょうどこわいほうに来たなと目を開けたら此れだ。 いつ…

西瓜のほんとうの目は何処。

建物から出た途端に 無闇に吹く風と 決して体に滲み込んで潤ったりしないけど 確実にからだじゅうにくまなく纏い着く湿度に絡まれた。 どう云うつもりなんだか今日のてんき。 最近、暑さの所為か復路は音楽で耳を塞がなくなった。 車はぶるぅぅぅんと唸り、 …

清水のステェヂから落下傘背負ってコンニチハ。

きゅうにぽっかりしたので なんどか時間遅過ぎて途中までしか行けてなかった 清水寺に行って来た。 中止になっちゃった清水音泉のOTODAMAのチケットを払い戻して其の足で、 清水寺を詣ったので或る。 OTODAMAのぽっかり感も其のまま抱えてたから 清水さんに…

リハビリング☆リビング。

徐に「かいこ」で埋めようとしたけれど 此れではどんどんことばを失ってゆくのではなかろうか あたしの読んだものや好ましきものたち成分でつくられ濾され くゆった挙げ句にあたしっぽくなったような 感じにいろがついてたことばたちが まったくもって綴れな…

やさしさ水位に溺死する夜。

好きな理由はなに? ーやさしいから。 そんな世間的に定番らしいこたえを あたしはした覚えがない。 やさしいひとが居なかったわけでもない。 ひとなみ以上でないにしろ まったくやさしくされなかったわけでもない。 でもやさしさがいちばんの基準ではなかっ…

宙をつなぐとぎれたせんを。

つなぎとめる意識がなければ 其れはからまっているだけで 其れはもつれてもいなくって 先をひけばふたつはほどける ようにみえている だ ようにみえている だけの ふしぎとかなしくならなくて ほどけさるおとを聞いていた なみだでしめらせればすこし きずに…

くじゃくのおのさきまでたびにでよう。

何かを伝えなくちゃと強く思う時は わりと断定形です。 でも もちろん本心から思ってないと云えません。 其処は バカだなあって思うくらい正直です。 おとなでない。 おとなげない。 だからって 断定は頑なでもなく いつも割と無駄な裾がついてたりします。 …

あなたのなまえをしたためて。

宛名印刷とかってきらい。 更に印刷なのに漢字間違えてるとか ちょう興ざめ。 自分のなまえを あなたはどんな字で書くのだろう。 どんなものを使って どんな風な筆圧で どんなくせのある字で 其の余白に記すのだろう って 考えるだけでどきどきする …て要素…

テのネツをちょうだい。

劇団に居た頃や、高校演劇部のとき、 決まって本番直前になると袖に居るひとたちに握手を求めるひとでした。 手から伝う伝導力ってすごいと思う。 特にあったかい手。温度の高い手を持つひと。 安心のような、 チカラをわけて貰えるような気がして 気合いを…

マッチ売る。

そとをでるととてもさむかった。 はださむい をとおりこしてじんじんとさむかった。 なのに薄着で出て来て仕舞ったのだ。 確かに 朝は陽が照りましょうし 風がつめたくても 遅刻がちなあたしは足早に ほんでもって 最早走って 其処へ向うわけであって 到着し…

髪切り虫と月のハナラビ。

フラゲから帰り道、 夜空は小首をかしげていひひと笑っていた。 月のハナラビ。 横髪が邪魔だなあと 伸ばす公言を密かに(?)した筈なのに またヒサビサに自分で鋏を持って仕舞う。 じゃきり。 うん。 た・の・し・い。 眼鏡無しで切ったから 眼鏡似合わん…

いくえみまんが。

いくえみ綾の世界が好きです。 世界と云うか 描かれる人物と云うか 触れかた。 ああ、いる そういうこ いるし ちょっとにがて だったりするこが じつはこういうふうに思ってて こんなことがあって こんな云い方をしてしまったり 振る舞いをしてしまったり す…

ひかりがまぶしいほどに、濃度は剥離してみえる。

たまにとてもからっぽで なににもつながっていない コンセントの抜けた なんらかのような気がして どんどん どんどん 透明になってるような きぶんになる。 いまもししんでしまっても たぶん だれも気づかないような そんな確信を、 たまにする。 初恋の嵐『…

水中眼鏡で街を歩こう。

水中眼鏡で街を歩こう。 あたしが高校生の頃書いた詩の冒頭の一文だ。 捻くれた天の邪鬼な視点をもった少年をかいた詩。 実際にリアル水中眼鏡をヘアバンドにして ライヴなり街へ行っていたこともある。 勿論ちょう昭和な時代にそんなものは受け入れられるわ…

あきあきするあきあきたる。

秋ですね。 いつ秋になっていいって許可もらったのかわからんけど きゅうにとうとつに 秋ってきます。 飽きがくるとおなじシステムですね。(へー) 秋は 夏の幕をするっと落として まったくなかったかのような顔で ひびくりひろがっている。 至ってすずしげ…

にちじょうのとんとんとなるひづめのようなかっぽダンス。闊歩ダンス。

河沿いの夕暮れに小さな黒い鳥が飛ぶ …と思ったらコウモリさん。 キィィィィ 取り敢えず発音がわからんが声はかけとく。 ファンダンゴ付近を通過しようとしたら えらいおかっぱの美人さんが来ると思ったら夙川のリンダで 商店街へ進んでったら ちっこくって…

水面に生まれたのは触れ合ったパッション。

みずたまりのうえを けたたましくあめが降り 水面に水泡がぽこぽこと生まれてた。 未だ湿気に満ちているけど、すこし涼しい。 友達といろいろを話した。 時間軸はすべてのひとに平行に進んでいて すこし会わないあいだに おどろくことが起きていたり 気持ち…

百葉箱は日陰です。

帰りに空を見上げることが多い。 好きな音楽を聴きながら いろがへんかする空模様を伺っている。 きょうは鳥のつがいが平行して飛んでいて きれいに揃ってカァヴを描いて旋回した。 離れたところにおなじのが1羽飛ぶ。 いつもの古びた喫茶店の室外機の上に…

夕方の猫はミヅクロイするふりをして、世の中を観察している。

くびのねちがえりがはんぱなくて うるーーとなりつつぎょうむをこなした。 あたまのうしろがすっきりしただけで なんかこころもすっきりして すっきりしすぎて物足りないくらいだ。 まるで 爽やか過ぎて なにも感じない好青年みたいだ。 (其れはあたしが然…

コイセヨオトメ!(恋とSAYよ、其の音と目で。)

月がやたらうすくて 雲がもきゅもきゅとレェスの態で さながら乙女趣味風情な夕空でありました。 1年振りぐらいにおかっぱに戻りました。 だって後ろ髪邪魔。 次回は伸ばしたりしてみたいのですけれどね。 今回は自分で切らずに3日待てただけでもかなりす…

陰影する感情の淵にとどまるは、なに。

帰宅して家のドアをあけて すこしあいたカァテンからかすかに自然光が差すだけの 殺伐とした部屋の光景を眺めた。 殺伐と云うよりは もごもごとして なんとも云えない気持ちになった。 散らかり過ぎだろう。 しめきるとエアコンが29℃でもよく効いて 無粋な侵…

てでふたをする。

かんじょうにわりとふたをするこどもだった。 てでぴったりとふたをしたと思っても すきまをぬってでてくるのは いきどおりとか むかむかや ぐにぐにした どうでもいい もの。 あれはきっと うえの方にあるから 抑えても出てくるぐらい ほんとにどうでもいい…

今週のお題「2010夏のふりかえり」にせんじゅうのなつ。

ことしはひさしぶりに音泉魂にも行けなかった。 フジフジ富士Qも行けなかった。 だから 所謂夏フェスらしきものは行ってない。 あ でも Re:mixに行った。 OLDE WORLDE みて OGRE YOU ASSHOLE みて monobright ちょっとみて HINTO みた。 3人のポリも。 オウ…