アンヂィズキット

いろんな意味で演ずるひと。 芝居・音楽・絵・言葉をサイクロン方式に小出しにして遊びます 。

スパルタローカルズ『復活のファンファーレ』@恵比寿ザ・ガーデンホール

決まった当初、とても無理な日だったので諦めていたけれど
いろいろと無茶をしたらなんとか間に合った(笑)
8年前に解散を見届けたのも、
HINTOの始まりを観たのも、
去年のスパルタ復活も全部東京なんだもの!
なんだかんだで遠征できる身分でもないので
ここぞの時だけ動いてはいるのだけども
今回も無茶をしても
やはり観てよかったの満ち足りた感じが ざぶん と ぷはぁ とやってきた。


登場してからのまず歓声が男子。
いいね。
心のいいねを連打する。
個人的に男女比が同等ぐらいの客層って好きで。
君たちいつぶりに来たよ?って云うおかえり感が
ステェヂ上だけでなくフロアにも満ちていたのがなんかすごくよかった。
予告した(?)ハートを両手で形つくって
其れをぐいっと客たちに向ける。
歓声(笑)
なんかもう要らんでしょ、無駄な言葉とかは。
然う云う感じがした。


青い夏に始まりハートで終わる本編。
ほぼ一気に駆け抜けた感じがした。
間で中山さんに向けたおかえりの声援に
生声で返した「ただいまー!」があった。
1曲1曲に一喜一遊して、反応して、鳴らして、
会場全体の多幸感が凄まじかった。
シンプルなセットだったけど
後ろの白い壁に大きく映るメンバァの大きな影とか
真っ赤な照明とかが映えてすごくよかったと思う。
いい音があれば其れで特に装飾など要らんのだ。


堕落モで聴けていた曲も
やはりバンドで鳴ると違って聴こえた。
大きなステェヂで響く声も
やっぱりすごくいい唄を歌えるひとだなとぞくぞくしたし
唯一無二の歌詞と音があって
みんなのキレキレした空気が伝わって
嗚呼、然う云うバンドだったな、
こう云う鳴らし方をしてたよな此の曲は、
ってじんじんと感じた。
本能的な音がする。スパルタは。
本能的に応えないと呑まれる
ような気がするんだスパルタは。
だから楽しい
ってのもある。
しのごの云わんというのは本気でないと出来んのだ。
そんなことを思い出した。


嗚呼、ほんとにいいライヴだった。
観てよかった。



復活をしたことでHINTOのことを云われるけど
両方をただ楽しく聴いてた者からしたら
ちがうバンドだし
出してる音も世界感も違ってるから
どっちをどうとかって云うのってつまんないし
HINTOのビィトはビッツくんしか叩けないし。
ま、取り敢えず頭の選択肢の中でもごっちゃにはならないから
どっちもあっていい。

HINTOメインでわしわしと活動して
たまにスパルタかますぐらいでお願いします(笑)


取り敢えず復活おめでとうございますでした◎