アンヂィズキット

いろんな意味で演ずるひと。 芝居・音楽・絵・言葉をサイクロン方式に小出しにして遊びます 。

HINTO対バン自主企画『ゴールデンタイム vol.7』@梅田Shangri-la

夜の本気ダンスと2マン。
ダンさんをちゃんと観たのは南輪深夜のやつで、
へろへろな朝方にやっと座れた2階席ビュウだった。
ぐんにゃりした脳でやたら笑った思い出。
そして今日もたんと笑わせてくれました。
大阪人に愛されるだろうなってキャラのドラムくん。
あたし的にはちょっとフレディです(笑)
ダンスダンスしまくるチューンで一気にあったまるグリラ。
スパルタの話をしたあとの曲が好きでした。


そして
今年のライヴ納めだったHINTO。
アツかった。
そしてべらぼう楽しかった。
ラブソング多めの曲たちは
あまいだけでなくやっぱり踊れて
きゅうとなりつつビィトにグルゥヴに動かされて仕舞う。
音の呼吸が見えるバンドが好きだ。
物凄く足されててんこもり複雑なバンドは多いけど
其れを全部濾したような音がHINTOからはする。
それから大事なものをこことここに、
って飾られた部屋のような。
だからいつも音におもてなし感を感じるのかもしれない。
高さの無いリビング感で
さあどうぞーなんだけど若干の人見知り感があって
其の距離が詰まってく瞬間が好き。
今日は楽しくなるのがとても早かった。


新曲の「なつかしい人」は前聴いたときより
がっちりとHINTOな曲になっていつつ
なんだかものすごい広がりのパワァある曲になっていた。
以前に感じたきらきらタイムワァプ感から
おおきな波にのまれる瞬間のような、
でも危険とかぢゃなくて
つよくてやさしくてあったかくて
もう全部のまれて仕舞うんだと云う覚悟の委ねの中に居るような
然う云う大波待ちのスローモーションのようだった。
じんとくるよりもぐわぁぁぁっとくる曲。
いい。
あれはきっと特別な曲になる。

ちょっと前の曲のアレンヂとか楽しかったし
ギタァソロの攻めとか
ドラムここ変えてきたーとか
MCやたら楽しかったし。
長くてわくわくするイントロアウトロが大好きなので
アンコォルのかなしみアップデイトからアットホームダンサーの流れはめちゃめちゃ楽しんだ。

今年はとてもたくさんHINTO(堕落モも)を観る機会があって
毎月1回は観られていた稀な年だったと思うのだけど
ちっとも飽きることなくて
やっぱり好きだなあとしみじみ思う締めでした。
来年は何度観られるかな。