ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画
近代によみがえる古代の夢
@ヤマザキマザック美術館
ポール・デルヴォー、フェルナン・クノップフ、ジェームズ・アンソール、ルネ・マグリット など
サイトで観たフェルナン・クノップフに惹かれてふらっと観に行ったのだけども、クノップフの作品はほんとにすこしだけだった。
ふわふわした儚くて、でも意志の強い絵。
ポール・デルヴォーの4点の扉絵の再現は素敵だった。
市松模様にしたフロアの絨毯も。
下絵と比較してみたり、とても考えられた壁画だったのだなと想像したり。
大きな絵たちは白がとても凛としていた。
デルヴォーの作品は前フロアでもたくさん飾られていて
あたしが気になったのは
「解剖学室」と云うわりとちいさめの作品かな。
あとは
不思議な色彩だった布に描かれた女たちの絵が
ひかりの加減で印象が変わる特殊な加工がされていて
色がとてもきれいだった。
ちょっとしか無かったけどフェリシアン・ロップスも気になった。
とてもムードのある絵。
今回いちばん気になったのが
ジェームズ・アンソールだった。
骸骨や道化や宗教的なものや
いろんなものが絵の中に一度に収められていて
いろんなひとで世界が成されているところと
色使いがとても気になった。
食卓の(タイトル忘れた)の絵がすごくきれいで
色がすごいときめいた。
メインの展覧会とかあったら行ってみたいなあ。
クリアファイルを買って仕舞いました。
透明感があって彩度の高い柄って
ポストカードでの再現は難しいのかなあ。
クリアファイルがいちばんきれいで。
あと
ジャン=マルク・ナティエの「狩りの衣を着たマイイ伯爵夫人」のポストカードも買った。
チィクの具合が珍しく
狩りのヒョウ柄とか恰好よく凛々しく可愛くて。
そんなこんなで
ガイドを聞きつつじっくりと楽しんできました◎
いろいろ行きたいなあ。